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本紙紙面

2025年3月12日
【この人に聞く】(株)ニチベイ広報担当の濱野さん、向さんに聞く
メカモノという言葉を一般にも広めたい
若い感性が進める新しい広報のカタチに注目



 企業広報の仕事といえば、一般的にプレスリリースを配布し、メディアに掲載してもらい、新商品などについて広くPRに努めることと言えるが、(株)ニチベイでは広報担当の若手が主になって、自社だけよければという発想を超え、業界全体の活性化のため大所高所からの広報施策に取り組んでいるという。 

           ◆

 B・C問わず、ウェブサイトはお客さまとの接点ですから必然広報施策はウェブ中心になります。言い古された言葉ですが、「Bにモノ、Cにコト」をコンセプトにウェブサイトを運営しています。各社同様でしょうがウェブサイトの運営には非常に大きな労力をかけています。

 キャリアは浅いですが、私たちはユーザー目線で業界の常識に囚われない新しい発想ができるのが強みだと思っています。これまで様々なコンテンツを作ってきましたが、私たちの意見を受け止めてくれる会社には本当に感謝しています。

 メカモノの認知を高める施策として、どなたでも参加いただける「メカモノ事例コンテスト」というフォトコンテストを実施しています。
 また、プロが手掛けたインテリア空間を紹介する「プロのメカモノコーディネート」を昨秋スタートしました。このコンテンツは、インテリア業界全体の活性化につながることを視野にIC、空間デザイナー、建築家、工務店、リフォーム業者などインテリアに関わるあらゆるプロの皆さんに、作品発表の場としてご利用いただくことを念頭に企画しました。
 プロの皆さんが(窓まわりだけでなく)空間づくりにおいて、どんな点にこだわったか表現していただけるよう配慮しており、ここからビジネスが広がるキッカケになればいいと考えています。

 不定期で連載しているコラム「なるほどブラインド」では、住宅を中心とした事例を様々な切り口で紹介しています。カタログでは読み取れないような商品の特徴や活用方法など、エンドユーザーだけではなくプロの方にも参考にしていただけると思います。住宅・非住宅問わずメカモノがある空間やライフスタイルを感じ取っていただきたいという思いから、当社ウェブサイトには多数の事例を掲載しています。
 コラムや事例を掲載する一方、ウェブのインタラクティブ性を生かした、たたみ代などを計算する「カリキュレーター」や色柄の改廃時に便利な「新旧色柄検索」など、モノを選ぶ時の支援ツールの拡充も図っています。
 

 昨今インスタグラムにも各社注力されていると思いますが、当社アカウントでは「しあわせつくるおてつだいキャンペーン」と題した人気のインテリアアイテムが当たるプレゼントキャンペーンを実施しています。
 インテリア好きな方たちがメカモノを知るきっかけにしていただくのはもちろんですが、ニチベイも皆さんと同じようにインテリアが好きなんだ、ということを知っていただきたいと思っています。
 私たちにできることはわずかかもしれませんが、インテリア業界に身を置く広報担当として業界を盛り上げる発信をしていきたいと思っています。

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