開催テーマ「Live with Nature」
世界最大級のフロアカバリング国際見本市「ドモテックス・アジア/チャイナフロア2024」が、来る5月28日(火)~30日(木)の3日間、中国・上海の国際会展中心にて開催される。
「ドモテックスアジア/チャイナフロア」は、中国を中心にアジア各国、欧米メーカーまでが集結するフロアカバリング専門の見本市で、本家・ドイツの「ドモテックス」以上の規模で行われている。今年も過去最大となった2023年を上回る規模(前回7ホール構成から8ホールに拡大)で行われる。特にメインとなる塩ビ系・硬質床材エリアは全4ホールを占め、あらゆるタイプの床材が提案される。カーペット・ラグ関連も2ホール以上を使用して新製品が展開される。
昨年の会場内
カーペットエリア
共催イベント「cadex」
さて、今年の注目点は何と言っても環境・サステナブルである。全体の開催テーマを「Live with Nature(自然とともに生きる)」に設定し、サステナブルな製品を展示する企業ブースには「Must-Visit(必見)」というラベルが貼られ、来場者を的確に導いていく。
また世界からデザイナーや建築家が集結し、建築・デザインに関する講演やカンファレンス、素材展示を行う共催イベント「cadex」(ホール5.2)も「Nature」をテーマに行われる。特に初日に行われるメインカンファレンスは「Design with Nature」をテーマに国際的な建築家・デザイナーが登壇するとのことだ。
このように、環境・サステナブルがフィーチャーされる今年の「ドモテックスアジア/チャイナフロア」。実は昨年のレポートでも触れているが、2023年開催時は会場内で環境・サステナブル製品をほとんど目にすることがなかった。それがどこまで変化しているのか。中国企業は世界の市場動向やトレンドを取り入れる速度は非常に早い。この点は大いに注目したいところだ。
来場登録はウェブサイトから。
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