東京会場の展示
プレゼンテーション
マナトレーディング(株)は、同社初の壁紙在庫コレクション「TECIDO(テシード)」の発売にあわせて、7月1日より全国8都市で完成発表会を実施、7月29日(火)~7月31日(木)には最終都市となる東京会場(ヒルサイドプラザ)で開催する。その前日の28日(月)には主に壁装業界関係者向けに先行発表会・プレゼンテーションが行われた。
新壁紙コレクション「TECIDO」は、昨年10月のマナトレーディングとテシードの統合後初となる輸入壁紙の在庫コレクション。レジデンシャルとホテルのデザインがボーダレス化している動向を捉えて、ホテルライクな空間をメインに「理想のインテリア空間」を叶える壁紙をラインナップしている。
展開されるカテゴリは、モダン、ナチュラル、デコール、クラシック、エレガント、プレイフルの6スタイル。従来型の壁紙コレクションのような壁紙デザインを主体とするのではなく、カーテン、床材、ラグ、家具など空間をトータルに捉えて、その中で色彩設計を軸としたラインナップとなっているのが特徴だ。
プレゼンテーションでは、「TECIDO」の概要やコンセプトの説明からモダン、ナチュラル、デコール、クラシック、エレガント、プレイフルのスタイルそれぞれに設定された空間全体の色彩設計を解説し、それをもとに実際に収録されている壁紙デザインを紹介、また会場の展示でもカーテン、床材、ラグ、家具、小物類を含めた空間トータルとして壁紙を紹介するなど、マナトレーディングらしい発表会となった。
齋藤社長
完成発表会で、マナトレーディングの齋藤洋平社長は、「日本のインテリア市場は、住宅着工数や人口減少といった課題があるものの、決して悲観すべきではなく、今後さらに数倍、数十倍に成長する可能性を秘めていると確信しています。その実現のためには3つの要素が重要です。第一に、私たち素材提供企業が、顧客を想像しながら価値ある商品を創出すること。第二に、空間を提案するデザイナーやコーディネーターが、情報過多の時代だからこそ、より質の高いデザイン提案を行うこと。そして第三に、現場での施工や納品を通じて、実際の空間として完成させることです。今回の壁紙コレクションでは、こうした考えをかたちにしました」と新コレクションに対する想いを語った。
「TECIDO」展示
「TECIDO」展示
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