斬新なビニルカーテン
クリエーションバウマン ジャパン(株)では、このほどファブリックデザイナー佐藤未季氏デザインによる「Re-connect ~人と会う喜び~」と題したまったく新しいカーテンを発表、東京ショールームにて展示中である。
佐藤未季氏は、隈研吾建築都市設計事務所でファブリックデザインを担当し、個人でも活動するファブリックデザイナー。今回発表されたのは、クリエーションバウマンの上質で繊細なカラーの生地「SOLIO」(ソリオ)と一般的に使われている透明ビニールシートを組み合わせた斬新なカーテンである。
なお同社では、デザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2020」(会期:10月23日(金)~11月3日(火・祝))に参加し、同カーテンを出品する予定。
■佐藤未季氏コメント
被膜が対面を可能にし、あることが当たり前になっています。世界中でそのデザインが進められ、SFの世界に出てくるようなフルフェイスマスクを開発した米企業があったり、テントにもなる綺麗なドレスが発表されたり。ものづくり業界は新しいフェイズに入っているなと実感しています。
そんな折頂いた機会でしたので、今回の展示カーテンは、現在の生活と地続きの提案になれば良いな、と考えました。飛沫を防ぐだけでなく、その場を華やかに彩るような、楽しいカーテンになりました。
Photo by Ichiro Mishima
■佐藤未季プロフィール
オランダのデザイナーPetra Blaisseのもとでカーテン等の、建築と関わるファブリックデザインを学び、現在は隈研吾のもとでカーテンやカーペット、ランプシェード などのファブリックデザインを担当。2016 年より個人の活動も開始。
2006 横浜国立大学建設学科建築学コース卒業
2007 Inside Outside Petra Blaisse インターンシップ (アムステルダム)
2008 横浜国立大学大学院 建築都市スクールY-GSA 修了
2008 Inside Outside Petra Blaisse (2010 年末まで)
2011 隈研吾建築都市設計事務所入社
2014 同社にてファブリックデザイン専門スタッフとなる
2016 Talking about Curtains 開始
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