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2026年2月25日
【プロダクトナウ】セイキ総業
ハニカムスクリーンライト/ハニカム・サーモスクリーン
ダブルハニカム+独自レールで高断熱化実現
リモコン式電動を追加、提案の幅広がる


ハニカムスクリーンの施工イメージ

 省エネ基準の見直しや光熱費高騰を背景に、住宅の断熱性能への関心が一段と高まる中、窓まわりの断熱対策として注目されているウィンドートリートメント製品が、ハニカムスクリーンである。蜂の巣状の生地内部にできる空気層が断熱材の役割を果たし、外気の影響を抑え、室内の温度を保ってくれる。

 このハニカムスクリーンを、日本のメーカーとしていち早く世に送り出したのが、セイキ総業(株)(守谷晋社長)である。

 セイキ総業は、1960年に各種プラスチック押出製品の製造・開発メーカーとして設立され、長年アコーデオン式、ロール式の収納網戸市場でナンバーワンシェアを誇るセイキグループの1社。この網戸製品開発の延長上で企画・開発され、1999年に発売されたのが「ハニカム・サーモスクリーン」である。


ダブルハニカムスクリーン

 同社では、発売当初から「ハニカムスクリーン」が持つ断熱性能を訴求、高気密高断熱住宅を推進する業界団体や設計士、ビルダーなどの指示を得て、主に建材ルートに展開し、着実に市場に浸透している。

 同社製品の特徴は、シングルタイプの「ハニカムスクリーン ライト」に加え、ハニカム構造を二重(ダブルハニカムスクリーン)にした「ハニカム・サーモスクリーン」を展開している点だ。

 「ハニカム・サーモスクリーン」の最大の特徴は断熱性能の高さである。空気層が二重になっていることで、シングルタイプを凌駕する優れた断熱効果を発揮する。1枚ガラスのアルミサッシに設置すると、樹脂Low-Eペアガラスサッシに迫る熱貫流率(U値)を実現する計算だ。

 加えて注目すべきは、独自開発の「断熱レール仕様」だ。一般的なコ字型レールではなく、T字型のガイドレールを採用し、スクリーン側面の切り込みにレールが入り込む構造(イラスト①参照)とすることで、隙間の発生を抑制し、窓枠と生地の間から入り込むコールドドラフト(冷気流)を防ぐ。


イラスト① 断熱レール仕様


イラスト② 隙間防止(合欠き)構造


ポールスイッチ式

 さらに連装タイプでは「隙間防止(合欠き)構造」(イラスト②参照)を導入し、スクリーン同士の継ぎ目の隙間を軽減し、光漏れも抑える仕様となっている。

 いずれもダブルハニカムだからこそ実現した仕様といえるだろう。

 この他、ダブルハニカム生地の構造上の特性として、スクリーンを降ろしたときに蛇腹が均等に広がり意匠面に優れていることに加え、ハニカム形状の空気層がしっかり保持されることで断熱効果も堅持される。

 生地ラインナップは、やわらかく日光を取り入れる「採光タイプ」、防炎性能を付与した「防炎採光タイプ」、アルミフィルムを挟み込んで遮光性を高めた「遮光タイプ」の3種類(「ハニカム・サーモスクリーン」の場合。カラーバリエーション、生地種のラインナップは「ハニカムスクリーンライト」と異なる)。

 さて、断熱性能に優れた「ハニカムスクリーンライト」、「ハニカム・サーモスクリーン」であるが、現時点ではインテリアルートでの認知度はそれほど高くない。

 その理由の1つとなっていたのが、操作方式のバリエーションである。同社では発売以降、順次操作方式を追加しており、現在ではプルコード式、ボールチェーン式をはじめ、ブラインドのチルトポールの様な電動操作ボタンを設置したポールスイッチ式などをラインナップしている。

 そして今年3月には、リモコンタイプの電動操作仕様が「ハニカムスクリーンライト」にて先行発売される(「ハニカム・サーモスクリーン」は近日発売予定)。

 新発売のリモコン式電動タイプでは常時通電するコンセント型に加え、近くに電源がなくても設置可能な充電型(バッテリー内蔵)も用意する。充電は磁石式端子のコードをつなげるだけという簡単なもので、一度の充電で約3か月~半年間稼働するという(一般的な使用条件)。

 「操作方式に電動が加わったことで、さまざまなニーズに対応できるようになりました。今後はインテリア業界の方々にも自信を持っておすすめしていきたいと考えています」(商品開発担当者)。

 断熱需要が高まる中、インテリア専門店にとっても、断熱ニーズを取り込むための差別化提案に活用できるのではないか。





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