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2025年12月25日
【連載 カーペットはすばらしい】日本カーペット工業組合
室内騒音を改善するならカーペットにお任せあれ!

*プレゼント企画あり


カーペットはすばらしい(表紙)

■カーペットは吸音率が高い

 音には、美しい音、心地いい音、嫌な音、迷惑な音、驚く音など、いろいろあります。

 カーペットは、美しい音をより美しく、うるさく響く音は静かに抑えるなど、良質な音環境をつくり出します。これは木質フローリングなどと比べると、ほとんどの周波数において吸音率が高いためです。

 この音に関して先日、はて? と思うことがありました。

 日本建築学会は11月、こども家庭庁に対し、「こども施設における室内騒音環境の改善への要望書」を提出しました。要望書では「吸音」の普及に焦点を当て、内装の吸音仕上げを広げて「室内騒音環境」を改善することが必要と訴え、具体策としてロックウール吸音ボードや孔あき板吸音構造の採用をあげています。

 要望書によれば、保育園などの教室内では騒音や反射音に苦しむ子どもや保育者が実は多く、室内の反射音によってコミュニケーションが阻害されることもあるようです。別の資料では、子どもの発達に及ぼす影響を心配する専門家の声が紹介されていました。



■タイルカーペットの活用も一案中

 こうした事情を背景に出された今回の要望書は、子どもらの状況を思いやる素晴らしい提案です。しかし、最後まで読みましたが、吸音性に優れたカーペットのことにはまったく触れられていません。

 この教室騒音問題については、冊子「新訂カーペットはすばらしい」(31ページ)でも取り上げています。パイル繊維の中に多くの空隙があることから吸音効果が高いカーペットの採用を勧めています。メンテナンス性も重要ですが、何より重視せねばならないのは子どもたちのことでしょう。取り替えやすいタイルカーペットの活用も一案です。

 ジャパンテックス開幕前日、町田ひろ子先生と少しお話しする機会がありました。先生もカーペットが今回の要望書で触れられていないことに疑問を感じているようでした。業界としてできることを考えていきたいと思います。(日本カーペット工業組合事務局)






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