空間に馴染むカラー提案(写真は「ピタ」)
最後に「カラー」ですが、壁紙も真っ白なものは減少し、グレージュやウッド系が増えてきました。そうした空間になじむような生地を特集しています。
この他、機能面についても、2つ目の巻頭企画「Fanction」と題して、「遮光」「遮熱」「UVカット」「高耐光」「遮像」の5つの機能性にフォーカスして提案しています。遮光や遮熱はニーズが高まっており、特に遮光カーテンは、お客様からも充実しているという評価をいただいています。今回は水や風の流れのような繊細な地模様を施した「セセラ」といった意匠性にもこだわった生地をラインナップするなど、さらに充実しました。また遮像カーテンも拡充しています。遮像は外から家の中が見にくくなる機能ですが、防犯面、プライバシーを守るという観点から注目されています。
このように、「テクスチャー」「デザイン」「カラー」「機能」という切り口で飽きのこない心地いい生地を多数提案しています。
ところで、壁紙や床材も含めて空間トータルで企画・開発する当社としては、カーテン単体で捉えるよりも、空間全体でカーテンの役割を考える必要があると常々感じています。例えば、昨今はスタイリッシュなデザインが増えていますが、その空間にモダンなカーテンを提案するだけでなく、カーテンだからこそ、あえてエレガントな柄をエッセンスとして加えてみる、あるいはレトロテイストをプラスする、という提案が付加価値になるのではないでしょうか。
見本帳の施工例写真では、そうしたミックス感も表現しています。ぜひ提案の参考にしてください。
「セセラ」
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