会場内の様子
アジア太平洋地域最大のフロアカバーリング国際見本市「ドモテックス・アジア/チャイナフロア2025」が、さる5月26日〜28日の3日間、中国・上海の国家会展中心(NECC虹橋)にて開催された。
中国の不動産・建設市場の低迷やアメリカ・トランプ関税の影響により厳しい状況に陥っている中国のフロアカバリング業界。同展もそうした影響が懸念されていたが、蓋を開けてみれば出展者数は昨年同等の約1600社、来場者数は昨年を上回る83,850名(速報値)と、当初の想像よりも賑わいをみせていた。特に中国国外からの来場者が17,923名(117カ国・地域)と多く、日本人についてもコロナ禍から続いていたビザが今年から免除されたことで明らかに増加していた。
こうして一定の盛り上がりの中で行われた今年の「ドモテックス・アジア/チャイナフロア」は、昨年に続き「More than Flooring(床材を超えて)」をテーマに、カーペット・ラグ関連計2ホール、ハード系床材関連(木質系フロア・ビニル床材・SPC)計4フロア、製造機械関連1フロアの計7ホール構成で行われた。
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