養成学校での授業風景
インテリア・内装業界の最大の課題といえるのが職人不足だろう。若手の成り手は少なく、すでにいる職人も高齢化が進んでおり、いずれ引退すれば絶対数は着実に減少していく。国をあげて賃金アップ、処遇改善などを打ち出しているが、なかなか改善されないのが実情である。
こうした状況下で関心度が高まっているのが外国人材の活用だ。「技能実習制度」や「特定技能外国人制度」といった在留資格を活用して外国人を雇用する内装工事店が徐々に増えている。しかしその反面、内装仕上げの技術習得、あるいは日本語習得に一定の時間を要するなど、限られた在留期間を有効に活用するのは難しいところだ。
その中で、東京都葛飾区の内装工事店・(株)トータルインテリア・トップス(池谷直人社長)では、ベトナム・ハノイに技能実習生向けの研修施設をつくり、日本式の施工技術を習得させた上で技能実習生を受け入れるという取り組みを行い、成果をあげている。
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