
越川氏
他の分野のトレンドに比べて世界情勢や経済問題、社会問題等の影響をより強く受けているのですが、それが年々強まっています。人々の暮らし方そのものに直接的にかかわるものだし、アイテム自体もグローバルに流通していることと、SNSの普及によって、トレンドの広まり方も加速しています。ハイムテキスタイルのトレンドテーマも、昨年は米中貿易摩擦やブレグジット等から来る先行き不安がベースにあって、それをデザインの力で取り除いていきましょうというのがメインテーマでした(一昨年は大都市に集中する人口問題へのソリューション)。
そんな流れの中、今年のメインテーマは、「WHERE I BELONG」。「自分は何に属するか?」、これは世界的に中心となる消費者の世代が変わり、志向や消費形態が大きく変わっていますよ、ということが根底にあります。これはインテリアに限った話ではなく、多くの分野のマーケティングで言われている重要な問題なのです。
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