
花田正孝氏
当協会が主催する、日本最大級の国際インテリア見本市「JAPANTEX2025」が、来る11月19日(水)〜21日(金)の3日間、東京ビッグサイト南ホールにて開催されます。
今年で44回目、「建築+インテリアWEEK」として「ジャパンホームショー&ビルディングショー」との合同開催も12回目を迎える今回は、「幸せを紡ぐインテリア空間」をメインテーマ、「未来を彩るモノとコト」をサブテーマとし、リアル開催だからこそ伝えることができる展示会として「新規のお客様との出会いの場」を提供いたします。
その見どころを紹介しますと、まずご注目いただきたいのが環境への取り組みです。昨年に続き主催者ブースや会場内通路の床面約4500平米をリサイクル可能なデザイン性の高い床材で敷き詰め、インテリアの展示会らしい高級感溢れる会場に仕上げます。
昨年は川島織物セルコン、サンゲツ、SUMINOE、東リの4社に製品を提供いただき「タイルカーペット」で実施しましたが、今年は田島ルーフィングから「ビニル系床タイル」を提供いただき、より拡大して行います。これら床材は会期終了後に回収して、提供企業の製品としてリサクルし資源循環します。他の展示会にはない、画期的な取り組みとなります。
また「環境への取り組みコーナー」では、NIF正会員の取り組み事例の紹介や経済産業省、繊維系検査機関など専門家によるミニセミナーも11講座を実施し、カーボンニュートラルや資源循環システムといった「持続可能な開発目標」を実現するための最新情報を発信します。
そして、メイン企画となるのが主催者企画「インテリア・トレンド・スクエア」です。公益社団法人インテリア産業協会と共催する「ウィンドーズ・パラダイス」では、インテリアコーディネーターと窓装飾プランナーのダブル資格者4名(飯島千帆氏・岸智子氏・木村さち子氏・林準也氏)が開催テーマ「幸せを紡ぐインテリア空間」と連動し、「そこに暮らす人たちの幸せの物語」と題した空間提案を行います。さらにエリア内では特別展示として川島織物セルコンが大阪・関西万博の迎賓館を彩った一般には非公開だったタペストリーを披露します。
次に例年好評の「インテリアトークセッション・セミナー」では、デザインやビジネスなど旬なテーマのプログラムを計13講座開催します。初日には昨年好評だった「ハイムテキスタイルトレンドプレビュー」を南村弾氏を迎えて実施、2日目にはデザインジャーナリスト(元エル・デコ日本版編集長)の木田隆子氏による最前線のデザイン事情を紹介するセミナーや人気ICの荒井詩万氏によるファブリックの魅力にフィーチャーした対談も行われます。メインステージ以外でも、各ブースでミニセミナーが行われますので、お時間を合わせてご視聴ください。
窓装飾プランナー関連については、育成支援にご協力いただいているWTPブースにて、窓装飾プランナーが活躍する全国のインテリアショップ紹介を行う他、窓装飾プランナー関連セミナーを連日行います。
次世代の人材育成企画としては、「第22回インテリアデザインコンペ」受賞作品の展示、「NIF YOUNG TEXTILE 2025」では全国のテキスタイルデザイン教育を行う芸術・美術大学24校で制作された優秀作品の展示、さらに「第19回高校生ものデザインコンテスト」の上位入賞作品展示など、若者による斬新なテキスタイルやインテリアデザインが発信されます。
この他、施工関連では、「第36回ジェイシフ全国技能競技大会」を会場内で開催、全国から壁紙、床材施工の腕自慢の技能者が集まり技術を競います。
出展者が展示するインテリア製品はもちろん、デザイン、トレンド、ビジネス、人材育成、施工技術などインテリアビジネスに欠かすことができないあらゆる情報が集結した内容となります。
「JAPANTEX」は、窓・壁・床を中心としたトータルインテリアの情報発信により、新たな製品やサービス、そしてビジネスパートナーなど人との出会いの場の創出を意識し、ビジネスに直結する情報や新規のパートナーとのつながりを提供したいと思っています。
みなさまのご来場を心よりお待ちしています。(談)
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