店舗外観
接客を重視した提案型のインターネット通販ショップとして多くのユーザーの支持を集める『びっくりカーテン』((株)ソレイユ/本社・大阪府高槻市)。近年は産元とのタイアップや海外直輸入によりオリジナルカーテンを展開、商品的な差別化も実現するなどその存在感は高まっている。
また本社社屋内にショールームを整備、さらに昨年7月には東京・上野に期間限定のポップアップショップを出店、徐々にリアルな領域へ事業を広げており、その動向に注目が集まっていた。
そしてさる11月7日、いよいよ東京・吉祥寺に本格的なリアルショップ『びっくりカーテン クローゼット吉祥寺店』をオープンさせたのだ。
「やはり実物を確認したいというニーズはたくさんありました。東京への出店は2年以上悩んでいたのですが、ポップアップショップでの成果をみて決断しました。立地については、それまで自由が丘や青山など東京の中心地を想定していましたが、ネットからポップアップショップまでの誘導もしっかりできていましたのでそれほどシビアには考えず、オシャレなイメージのある吉祥寺を選びました」と語るのは三橋幸美社長である。
新ショップの売場は1階約40坪、2階約30坪の2フロア構成となっている。1階売場はボタニカルなスタイルをメインに居心地の良い空間とし、2階売場は一転してシャビーシックなイメージに仕上げた。カーテンサンプルはオリジナルデザインを中心に約600点を展開、モロッコから直輸入するラグやクッション、小物類も取り揃えている。
ちなみにモロッコは『びっくりカーテン』を象徴するデザインモチーフとして、1階売場中央にコーディネート展示するなどショップの顔となっている。
この売場づくりのコンセプトとなっているのが、店名にもなっている「クローゼット」だ。
「お店全体をクローゼットに見立ててデザインしました。ウォークインクローゼットの中で、お洋服を選ぶようにカーテンを選んでいただきたいという思いを込めました」
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