発売当初の「ウォシュレット」
TOTO(株)が1980年6月より販売する温水洗浄便座「ウォシュレット」が、このほど発売40周年を迎えた。
発売当初は「おしりだって、洗ってほしい。」というキャッチコピーで登場、今では当たり前の生活習慣として根付き、多くの公共施設、オフィスなどにも採用が進んでいる。現在、「ウォシュレット」を含む温水洗浄便座の一般世帯普及率は80.2%(2020年3月、内閣府調べ)となり生活に欠かせない商品となっている。
また2019年には累計出荷台数は全世界で5000万台を超え、海外での販売も着実に伸長している。海外からの玄関口、成田空港のトイレには訪日外国人の「ウォシュレット」体験を促進するため多言語対応のタブレットリモコンを備えたウォシュレットも設置されている
この40年の間に「おしりを洗う」基本機能以外にも清潔で安心して使用できるようにノズルや便器を清潔に保つ「きれい除菌水」などさまざまな最新機能を搭載、最近では海外の著名なデザイン賞であるiFデザイン賞やレッドドット・デザイン賞を受賞するなど、デザインと機能を高度に融合させた商品を次々発売している。
同社では、今後も各国・各地域のニーズにあわせて「ウォシュレット」をより進化させ、 快適で清潔なトイレ文化を国内外に広めていくとしている。
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