大賞を受賞した大谷翔さん
(株)サンゲツは、11月28日(木)、同社品川ショールームにおいて、「第3回サンゲツ壁紙デザインアワードセレモニー」を開催、大賞に決定した大谷翔氏の作品「Falling Shadow」をはじめ、優秀賞1点、入賞3点、奨励賞1点を下記の通り発表した。
この「サンゲツ壁紙デザインアワード」は、壁紙の新しい可能性を探るべく、これまでにない自由な発想の壁紙デザインを広く募集するデザインコンペとして2017年に初開催された。3回目の今回は、「Joy of Design デザインするよろこびを」をテーマに募集し、谷山直義氏(NAO Taniyama & Associates社長)、植原亮輔氏(キギ代表)、安東陽子氏(安東陽子デザイン代表)、そしてサンゲツの安田正介社長(審査委員長)の4名の審査員が、444点(WEBエントリー569点)の応募作品から一次選考にて70点まで絞り、さらに二次選考でファイナリスト作品27点を決定。最終的な審査結果がこの日発表された。
受賞者による記念撮影
「これまで以上に、応募作品のデザインの完成度は高くなったと実感しています。そういう中で、『大賞としてのインパクト』という部分で考える必要もありました。大賞受賞作「Falling Shadow」は、目を引きつけるものもありながら、商品化という面でもデジタルプリントを含め、ポテンシャルのある作品だと思います。このアワードはデザイナー発掘という重要な役割も果たしています。もちろん商品化という目線にとらわれすぎることなく、壁紙の可能性をいろいろな意味で広げて行ければと思います。」
【受賞作品】(敬称略)
大賞(賞金100万円)=大谷翔「Falling Shadow」
優秀賞(同50万円)=Erica「komorebi」
入賞(同20万円)=下田比奈子「リフレクション」/津布久 遊、Piskunova Elizaveta Olegovna「Decay from the whole」/永田武「gradation」
奨励賞(同10万円)=河野亮「draw a line」
審査委員
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