渋谷ストリームの外観
外観全景
最先端の情報が発信され、なにかと華やかな話題が多い東京・渋谷エリアにあって、これまで開発から取り残されていた感があった渋谷駅南側のエリアに、旧東急東横線渋谷駅のホーム、線路跡地および周辺地区を再開発した大規模複合商業施設「SHIBUYA STREAM」(渋谷ストリーム)」、約600mに渡って環境整備された渋谷川沿いの遊歩道の先に位置し、保育所型認定こども園と、ホテル、カフェ、クリエイティブ系企業5社が、ストリートをテーマに共創する実験的オフィスなどが集積する複合施設「SHIBUYA BRIDGE(渋谷ブリッジ)」が9月13日(木)にグランドオープンを迎える。
「SHIBUYA STREAM」(事業主体:東京急行電鉄(株)など)は、東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転開始により地下化し、利用されなくなった旧東横線渋谷駅のホーム、線路跡地と周辺地区を再開発したプロジェクト。「渋谷流=シブヤ・カスタム」をコンセプトに飲食店約30店舗が出店した商業ゾーン、「渋谷から世界へ 感性を刺激するホテル~THE SHIBUYA SENSIBILITY」をテーマに、177室の客室を備えたエクセル東急ホテル、スタンディングで約700名を収容できる大型ホールを併設。オフィスゾーンは、総賃貸可能面積46000平米と、渋谷エリア最大級である。
他方、「SHIBUYA BRIDGE」(事業主体:東京急行電鉄(株))のネーミングには、多世代・異文化への橋渡しという意味と、渋谷、代官山という異なる顔を持つ両エリアの橋渡しをしながら、賑わいと渋谷の南側エリアに生まれる、新たな街の魅力を創出する施設でありたいという想いが込められている。
「SHIBUYA BRIDGE」は、AB2棟で構成され、A棟には社会福祉法人東香会が運営する保育所型認定こども園「渋谷東しぜんの国こども園small alley」をオープン。カフェや子育て支援スペースなどが一体となった、街に開かれたこども園を目指す。
B棟には、THINK GREEN PRODUCE(関口正人代表)が新たに進出を図るホテル事業の第一弾「MUSTERED HOTEL」のほか、トラディショナル、モダン、シンプルをテーマとするオールアラウンドレストラン「Megan」などの飲食・物販店がオープンする予定。また、クリエイティブ系5社が集まり、街とつながりながら、様々なクリエイターと共に共創していく実験オフィス「TRAIN TRAIN TRAIN」、こだわりのホットサンドと、新ブランド茶葉「EN TEA」を使ったティーラテや水出し緑茶を売りにしたカフェ「NO RAILS, NO RULES」もオープンする。
このほか、今回の開発にあたって、官民連携により渋谷川の清流復活を目指して、「SHIBUYA STREAM」の前に「壁泉」を導入し、川の流れとともに賑わいを代官山方面まで広げる、渋谷のオアシスが誕生。稲荷橋、金王橋に広場を設け、様々なイベントを定期的に展開していくという。
アーバンコア1階
エクセル東急ホテルのロビー
保育所型認定こども園
渋谷のオアシス
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