リリカラ(株)は、防塵対策として開発された帯電防止性能をもつ壁紙を収録する見本帳「防塵壁紙2017-2020」を、7月6日(木)に発行する。
同見本帳は、主にエレクトロニクスや精密機械を扱う工場のクリーンルーム向けの壁紙シリーズで、「ケミカルフリークロス」と経済性を追求した「帯電防止」の2種11アイテムをラインナップした。
「ケミカルフリークロス」はアウトガス・ケミカル対策として有効な壁紙。近年、半導体や液晶の微細化が進む中、塵や埃の汚染に加えて、ガス状のケミカル汚染が新たな問題になっている。そのガスの発生源としては外気、作業者、クリーンルーム構成材、生産装置などわたるが、特にクリーンルーム構成材から発生する揮発成分(アウトガス)がウエア上に付着することで悪影響を及ぼすことが指摘されている。最先端のクリーンルームではそのケミカル汚染をできるだけ発生させない材料が求めれている。
またジョイント部の気密性を高める専用ジョイントテープも合わせて収録する。
|
|
世界最大級のBtoB消費財見本市「アンビエンテ2025」