オープニングセレモニー
住みたい街として、あるいはファッション・飲食など、新しい文化の発信地としても名高い、東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」の全長700m、合計敷地面積8300平米にわたる線路高架下空間をリノベーションし、個性的な飲食店などを誘致した商業施設「中目黒高架下」が、11月22日(火)、グランドオープンし、オープンセレモニーが挙行された(事業主:東京急行電鉄(株)、東京地下鉄(株)、設計・監理:(株)東急設計コンサルタント、施工:清水建設(株)、商環境デザイン:(株)丹青社)。
「中目黒高架下」のコンセプトは“SHARE ”。高架橋というひとつ屋根の下を各店舗がシェアし、それぞれの内外装デザインで演出するとともに、目黒川沿いにはテラススペースを設け、中目黒らしい高架下空間を創造することを目指している。
ロゴデザインは、(株)トランジットジェネラルオフィスが手がけたもの。「中目黒高架下」の6文字と6本の高架橋脚をモチーフに、「四角く、力強く、太く」をキーワードとするオリジナルフォントをデザインした。
「中目黒高架下」には飲食店を中心に28店舗が出店。インテリアショップはないが、「中目黒 蔦屋書店」(カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株))では、地元インテリアショップによるライブスタイル提案を店頭で行うなど、インテリアの街ならではのイベントも実施していく計画。オープンに際して、まずアパレルブランドDIESELが展開している家具をディスプレイしている。
また、女性に大人気のスープ専門店「Soup Stock Tokyo」では、これまでの同店の店舗デザインにとらわれず、建築家の今津康夫氏(ninkipen!)の店舗デザインにより、日本の伝統技法と職人の手仕事で、コンクリート、テラゾー、タイル、木など、素材の質感を訴求する空間を構成している。
アパレルブランドDIESELの家具
スープ専門店「Soup Stock Tokyo」
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