レオパレス21
インテリアビジネスニュース(本紙)でもトレンド情報を提供いただいている、カラ-・デザイン・ファームの網村氏は、レオパレス21の賃貸住宅で外構・色彩の全体デザインを手掛け、官能調査(心地よさ)の結果を反映したアクセント・ウォールを施工した。
カラ-やトレンドの分析で定評の網村氏は、施工にあたり今先端のトレンドであるセンソリーデザインの手法を採用。居住空間に相応しい快適化を目指して24種類の壁紙の官能測定を行い、結果を受けた壁紙をアクセント・ウォールとして“お部屋快適化”を実施した。
調査の壁紙は、鉱物、紙、パルプ、フィルム、ホログラムと多種・多様を対象として行われた。網村氏は、「以外なものでも心地よいとの評価が出ており、ユニークで手の込んだ壁紙や、デジタルプリントによりデザインに工夫をしたものの分析結果が良い」と述べている。「『心地よさ』には手をかけたデザインが非常に有効で、デジタル技術を上手く取り込むことが効果的である。」としている。
なお、一連の調査より、快適化の指標となる体系整理の方法を構築し、来月の日本色彩学会全国大会で発表を予定している。
「お部屋快適化」
壁紙の施工
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