迎賓館の貴賓室、サンゲツが納品した特注ハンドタフテッドカーペット
(株)サンゲツは、4月13日(日)に開幕した「大阪・関西万博」の会場整備参加サプライヤーとして協賛し、迎賓館の貴賓室に特注のハンドタフテッドカーペットを納品した。
サンゲツは、「大阪・関西万博」のテーマ【いのち輝く未来社会のデザイン】に共感し会場整備参加サプライヤーとして協賛、世界各国からの賓客を迎える迎賓館の貴賓室に、厳選された素材と職人の技による特注ハンドタフテッドカーペット(サイズ13.5メートル×4.1メートル)を提供した。サンゲツが制作管理を担い、制作を1970年に開催された日本万国博覧会でも特注の敷物を制作した桐織物工場(京都府)に依頼、企画・提案から完成までに約2年という時間をかけながら、日本の自然風景や季節のうつろいを表現するために試行錯誤を繰り返し、グラデーションによるデザインの変化や素材による色表現、そして陰影の美しさが際立つオリジナルのカーペットが完成した。
この他にも、サンゲツ商品は日本館や海外パビリオンなどにも採用されている。その中でもフランス館では、建物の象徴でもあるカーテンを納品している。
下絵制作の工程[桐織物工場] デザイン画をプロジェクターで投影しながら描く繊細な手仕事
パイルの表面を均一に整えるシャーリングの工程[桐織物工場] 重量のある機械で表面をなぞり、丁寧に仕上げていく
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