循環リサイクルの仕組み
吉野石膏(株)は、このほど原料せっこうにリサイクルせっこうを100%使用したせっこうボード「タイガーR100」(タイガーリサイクルボード100)を商品化した。
同社は、1995年に建材業界で初めて再生活用事業の個別指定を受け、リサイクルせっこうの活用を推進してきた。近年、分別回収技術が進歩し、安定的な量のリサイクルせっこうを確保できるようになったことで、本年8月に「タイガーR50」の発売開始を発表した。その後、リサイクル100%を求める市場の要望が高まってきたことを受け、また中間処理業者からのリサイクルせっこうの持ち込み量も増すことができたことから、「タイガーR100」の供給の目処が立ち発売にいたった。
「タイガーR100」は、千葉第一工場および、三河工場で製造を開始する。製造における二酸化炭素排出量(SuMPO EPD値)が千葉第一工場品で0.9kg-CO2eq、三河工場品 0.8kg-CO2eqと革新的に小さい値を実現している。
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