「ウッドシャッター」(木製可動ルーバー 間仕切り 縦型タイプ)施工例
ナニックジャパン(株)の「ウッドシャッター」(木製可動ルーバー 間仕切り 縦型タイプ)が、「2021年度グッドデザイン賞」(公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞した。
「ウッドシャッター」は、可動式ルーバーが付いた建具のことで、主に窓枠に設置しルーバーの角度を調節することで採光や空気の流れを調節できるエレメントである。木目の重厚感も特徴で、窓だけでなく間仕切りとしても使用される。
同社では、コロナ禍でニーズが高まる間仕切り用途として提案を強化しており、今回の「2021年度グッドデザイン賞」では、デザインはもとより閉じたままで通風できるという間仕切りとしての高い機能性が評価され受賞となった。
■評価コメント
光や空気などを遮断せず、空間を曖昧に仕切るという日本人の独特な感性を落とし込んだプロダクトという印象である。多人数の利用するホテルや旅館の食堂の間仕切りなどの使用風景がまず思い浮かぶ。ルーバーは本体を直接押すと横一列が回転する仕組みになっていて、つまみなどが無くても容易に回転し、クオリティの高さを感じる。このコロナ禍においても、余計なパーティションを備えずに、この機能によって解決出来る場面があるのではと想像する。
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