名作コラボチェア
(株)川島織物セルコンは、デンマークの家具ブランド「フリッツ・ハンセン」が、ファッションブランド「ホワイトマウンテニアリング」とのコラボレーションで「White Mountaineering × FRITZ HANSEN」として限定販売する「グランプリチェア」の張り地を製作した。
今回、採用された張り地は、ホワイトマウンテニアリングの代表である相澤陽介氏が、ブランド設立当時からショップインテリアのモチーフとして使い続けている寄木細工柄の特徴的なデザインを、ジャカード織物で織り上げたもの。寄木細工の精巧な創りと緻密な表現が感じられるよう工夫を凝らし、「グランプリチェ」の木脚の色に馴染むカラーとテクスチャーに仕上げた。
川島織物セルコンにとっても、ファッションブランドと家具ブランドのコラボレーションへの採用は初めてのことで、今後もオーダーメードファブリックの製作に積極的に取り組むとしている。
なお「White Mountaineering × FRITZ HANSEN」は300脚限定。価格は13万円(税別)。7月15日から予約販売開始、店頭販売は9月中旬より。
椅子張り地としての品質を確保しつつ、相澤氏のリクエストである“寄木細工のデザインを出来るだけ詳細に正確に表現”することに注力。織物の風合いを出すため糸の使い方にこだわり、高密度に織り上げて強度と繊細な柄表現を実現した。
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