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2025年10月29日
コスモスイニシア×WOOCが初の協業拠点を豊洲にオープン


MID POINT×BIZcomfort豊洲

 大和ハウスグループの(株)コスモスイニシアと、コワーキングスペース「BIZcomfort」を展開する(株)WOOCは、両社による初の協業拠点となるシェアオフィス「MID POINT×BIZcomfort豊洲」を、東京メトロ有楽町線「豊洲」駅徒歩3分、ゆりかもめ「豊洲」駅徒歩3分に立地するオフィスビル、豊洲プライムスクエア10Fにオープンした。

 同施設は、BIZcomfortの「手頃で使いやすいワークスペース」と、コスモスイニシアが展開するMID POINTの「上質な空間設計やコミュニティ形成のノウハウ」を融合。コストパフォーマンスを重視するビジネスパーソンや多様な働き方に対応する個人事業主・小規模企業にとって“ちょうどいいワークプレイス”を提供するもの。江東区豊洲は、タワーマンションも多く建設されており、オフィスと商業施設や住宅が混在するエリアとしてシェアオフィスの需要も多く、開業初日から多くの人に利用されているという。

 コスモスイニシアは2017年にWOOCと資本業務提携契約を締結し、同社の投資用不動産にWOOCの「Biz comfort」が入居したり、人材交流を行ったりするなど様々な形でシナジーを推進してきたが、今回の「MID POINT×Biz comfort豊洲」のように、同じフロアを2社で協業運営する形は初の試み。これまでは100~150坪程度で運営するケースがほとんどの中、今回は216坪のオフィスの運営についてビルオーナー側からオファーを受けたもので、どちらか一社だけでは広すぎるが、協業することで運営が可能になるということで同事業を推進することになったとのこと。


「MID POINT×BIZcomfort豊洲」内観

 「MID POINT×BIZcomfort豊洲」では、コワーキングスペースをBIZcomfortが、完全個室のレンタルオフィスをMID POINTが担当。各ブランドの強みを活かした空間設計により、多様なニーズに応えるワークプレイスを提供。BIZcomfortの「集中できる快適なワークスペース」と、MID POINTが得意とする「人をつなぐ場」を両立することで、これまで出会うことのなかった人とのコミュニケーションが生まれ、より豊かで柔軟な働き方を実現する。なお、MID POINTの内装は、コスモスイニシアグループのGOOD PLACEが手掛けることが多かったが、今回はWOOCが担当し、比較的木調のデザインが多いシェアオフィスの中で、黒やグレー、ブルーを使ったデザインのオフィスとしている。

 同施設がある豊洲エリアは、再開発の進行とともに人口が年々増加、2025年6月時点で40,408人が暮らす都市型住宅エリアでもあり、ビジネスパーソンだけでなく、子育て世代や単身世帯など多様なライフスタイルをもつ住民が共存、ワークスペースの在り方も多様性が求められているという。両社では、BIZcomfort が長年培ってきた「手頃に使える」利便性と、MID POINT が大切にする「居心地のよさ」や「人と人とが自然につながる設計」の融合により、仕事場を超えた「滞在したくなる場所」を実現。オフィス街と住宅地が共存する豊洲エリアにおいて、ビジネスパーソンと地域住民が交わる多様なコミュニティが形成されやすい立地特性を活かし、働く場所としての利便性だけでなく、地域とつながる場としての新たな価値を提供していきたいとしている。

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