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2016年4月9日
LIXIL 窓の高性能化戦略商品「サーモスL」発売へ


「サーモスL」施工イメージ

 (株)LIXIL(瀬戸欣哉社長)は、日本の窓の高性能化を一気に進める戦略商品として、一般的なアルミ窓(複層ガラス)と同等価格のアルミと樹脂の高性能ハイブリッド窓「サーモス L」を開発、西日本地区で6月1日から、東日本地区では8月1日から販売開始する。

 同社では、2020年の省エネ基準義務化を見据え、日本の住宅のさらなる省エネ性能向上が求められる中、2020年度までに高性能窓比率を70%以上に引き上げる窓事業戦略を進めているが、地域や住宅の断熱性能に合わせて選択できるよう、すべてのグレードで窓の高性能化を促進するべく、2010年にアルミと樹脂のハイブリッド窓「サーモスH」の発売を皮切りに、従来樹脂窓と同等の断熱性能を実現した高性能ハイブリッド窓「サーモスX」、高性能樹脂窓「エルスターX」「エルスターS」、世界最高峰の断熱性能を持つ高性能窓「レガリス」を発売。今回の「サーモスL」は、同社の窓事業戦略を推進する上で最大のボリュームゾーンである複層ガラス入りアルミ窓の領域に、一般的なアルミ窓(複層ガラス)と同等価格の高性能ハイブリッド窓を投入するもので、このことにより日本の窓の高性能化を一気に加速したいとしている。

 「サーモスL」では、アルミと樹脂のハイブリッド構造を採用、断熱性能は一般的なアルミ窓(複層ガラス)と比べ、熱貫流率4.07W/m²・K(H-2 等級) から 3.49W/m²・K(H-3 等級)に向上し、Low-E 複層ガラスと組み合わせることで、2.33W/m²・K(H-5 等級)へと大きく向上するという。
 また、高い断熱性能を実現させるため、フレームの見付部分を細くし、より熱を通しにくい高性能なガラスの面積を最大化するという設計コンセプトのもと、一般的なアルミ窓と比べてガラス面積を15%拡大。フレームを隠して熱のロスを低減する「フレームイン構造」により、フレームを約50%スリム化し、室内からフレームが見えず、すっきりとした窓辺を実現している。

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