(株)リビタは、リノベーション住宅購入検討者・賃貸住宅入居者・オフィスや商業施設利用者などを中心とした267名に対して、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて在宅時間が増加したことによる、暮らしや住まいに対する考え方への変化の実態調査を目的に「暮らしと住まいのアンケート調査」(実施時期:2020年5月末~6月上旬)を実施した。
まず「Stay Home期間中に考える時間が増えた項目」について調査したところ、「住まいのこと」という回答が全体の74%を占めた。次いで「働くこと」が70%とまった。またこの上位2項目をあわせて考える人も多くいることがわかり、テレワークの増加により住まいと働くが以前より切り離せない関係となってきたことが読み取れる。
「今後の住まいへの希望条件」については、現状の住環境に不満を感じ、間取りの変更や快適さの向上を考える人が多い傾向がわかった他、テレワークが増えることを想定して都心に住む必要性について再考する声も上がった。環境の良さを求めて、自然のある地域への住み替えも検討さる回答者もいた。
また「今の住まいに手を加えたい、または住み替えたいとおもいましたか?」という質問には39%が「住み替えたい」、33%が「リノベーションしたい・改善したい」など7割が現状を改善したいと考えており、実際に購入済み住戸のリノベーションの検討に入った人やDIYを実行した人もいた。
「今後住み替え時に重視したい項目」については、1位が「リラックスできること」(75%)、 2位が「仕事ができる環境」(54%)、3位が「家族と一緒にすごせること」/「自然を感じられること」(38%)となった。
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