(一社)日本ホームステージング協会は、2024年におけるホームステージングの実態調査(インターネット調査・回答数307件)を実施、調査結果を「ホームステージング白書2024 Vol.8」として7月24日(木)より同協会ホームページで公開した。
今回の調査では、住宅需要の高まりにより東京でのホームステージングの実施が大きく増加し、不動産売買、賃貸においてホームステージングが「早期成約」「空室対策」「収益アップ」などに効果的な対策として認知され、継続的な戦略として定着しつつあると推測される結果となった。
■調査結果概要
(1)ホームステージングの実施地域:東京が大幅に増加、主に首都圏中心
(2)ホームステージング導入後の継続期間:不動産業の63.2%が1年以上継続して実施
(3)ホームステージング実施基準:売却しにくい物件、長期空室の賃貸物件が最多回答
(4)ホームステージング費用相場:売買10~20万円未満、賃貸は家賃の1~1.5カ月分
(5)ホームステージング後成約までの平均期間:売買約70%、賃貸約82%が2カ月以内
(6)ホームステージング実施方法:ホームステージング専門業者に依頼するが最多(売買物件)
(7)ホームステージング導入による賃料アップ効果:60.6%賃料アップ、5%以上アップ10.6%
(8)ホームステージング平均提供価格:5~10万円未満が最多(専門業者の提供価格)
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