インテリア専門店における「スマートホーム」提案の可能性について、これまで何度かにわたって考察してきた。内容を振り返ると、まずは自宅での導入を通じて「スマートホーム」を体験し、設定方法などの知見を深める。
次に売場に「スマートホーム」コーナーを設けて、来店客にスマホやスマートスピーカーでの操作を体験してもらい、その魅力を伝えていく。その際には、窓装飾品単体の操作ではなく、テレビや照明器具など他の家電製品との一括操作を再現して、実際の生活イメージが描けるような訴求をしていく。
これらの準備が整ったのちに、いよいよ実際に提案・販売していくわけだが、ただ単純に「スマートホーム」関連製品を販売していくだけでは、インテリア専門店としての本領は発揮できないだろう。ここで重要となるのが、購入後の設置・設定・活用・サポートまで含めた「暮らし全体の支援」である。そこにこそ地域密着型インテリア専門店ならではの価値がある。
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