地域密着型のインテリア専門店には、「住まいに関することなら何でも対応できる」という強みがある。しかしながら、その強みは時として弱みにもなる。「何でもあるけど、何もない」と言われたかつての総合スーパーのように、特徴が曖昧で伝わりにくい存在になりかねないからだ。
中・小規模の事業者にとっては、「一点突破・全面展開」が基本戦略であることは間違いない。あれもこれもではなく、まずは一つの切り口に特化し、そこで信頼と実績を築いた上で少しずつ事業領域を広げていく。この順序が欠かせない。例えば、時期やターゲットに合わせて訴求の切り口を変えることで、商圏内での潜在需要を段階的に掘り起こすこともできる。
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