先般、NIFより2023年度のインテリア商品市場規模(卸売ベース)が発表された。概要は今号4面を参照していただきたいが、リーマンショック前以来、実に16年ぶりに6,200億円を超えた。
市場規模の拡大はインテリア業界も上向きになっているように感じられ非常に喜ばしい。しかしながら内情を詳しく見ると決して喜べるような状況ではないことがわかる。確かに金額ベースでの市場規模は拡大したが、出荷数量および生産数量はほとんどの商品分野で減少している。数量は減ったものの値上げの影響で単価がアップし、トータルの金額ベースで市場規模が拡大したということだ(ちなみにカーテンについては金額ベースでも前年比6.7%も減少している)。
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