今回も室内塗料についての続きです。
■化学油性塗料/オイルステイン
油性塗料は色剤を化学油性(有機溶剤)で溶解したもので、水性が乾燥して色素を定着させるのに対しオイルが揮発することで色を定着させるものです。
この時の揮発する化学物質がいわゆるシンナーであり、独特の刺激臭をともなうアレルゲン物質であるため人体や犬に対して安心ではない塗料と言えます。油性マジックの臭いが壁一面から迫ってくるのを想像すると分かりやすいかもしれません。個人的には結構好みの臭いですが一般的には危険を感じるレベルと言えます。
油性塗料は耐久性があり、下地素材を選ばずに塗装できる密着性の高さ、さらに耐候性の良さから現在はほとんど外壁に使われており内装として使われることは少なくなりましたが、水回りや台所などで部分的に使用されることがあります。
メリットデメリットをまとめると次の通りとなります。
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