中国全土、アジア各国、およびヨーロッパのメーカー・ブランドが集結するアジア最大のホームテキスタイル国際見本市「インターテキスタイル上海ホームテキスタイル2024秋エディション」(主催:メッセフランクフルト香港)が、さる8月14日~16日の3日間、中国・上海国家会展中心で開催された。
今回で節目の30周年を迎えた「インターテキスタイル上海」。1995年のスタート当初は「世界のテキスタイル産地」として欧米や日本への輸出をメインとしたローカルな見本市だったが、中国の経済発展とともに、徐々に中国マーケットを中心としたアジア市場のハブ的見本市に変化、現在はヨーロッパをはじめとする世界からメーカーやブランドが集まる国際見本市に進化している。それとともにハイムテキスタイルのようなトレンド発信の場にもなっている。30周年を迎えた今回も、世界15カ国・地域から946社が出展し、国際色豊かに行われた。また来場者も108カ国から3万5000名(昨年比10%増)が来場、そのうち約13%が海外からの来場となり、国際色はより強いものとなった。
ちなみに、現在は日本でも中国の不動産市場低迷のニュースが取り沙汰されているが、現地の関係者によれば影響を受けているのは投資目的の不動産で、実需はそれほど落ち込んでおらず、インテリア関連製品の需要も引き続き旺盛とのことだ。
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