ハイムトレンドについては、現地での日本人来場者向けセミナーに、トレンドアンバサダー・南村弾氏の相手役として登壇させていただいた。そのときの話が、今回のトレンドの主旨をより深く理解できるのではないかと考え、ここで概要を紹介したい。
セミナーで南村氏が提唱したのは、「布の一生」という考え方である。
「布の一生」とは、繊維製品のライフサイクルを「PURE(赤ちゃん)」、「GROW(中年)」、「MATURE(晩年)」の三段階に分類したもので、「PURE」は新品の段階、「GROW」はリメイク段階、「MATURE」はリサイクル段階を示している。つまりは一つの繊維製品を、新品からリメイクに、そしてリサイクルして一生を終え、さらにそこから新品につなげていくという、サステナブルで循環型の繊維産業の在り方を提示したものだ。
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