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2022年12月10日
【ハイムテキスタイル2023 トレンド情報】南村 弾氏に聞く
環境・循環型・サステナブルに特化
これからのテキスタイル業界の方向性を示す


南村 弾 氏


「FUTURE MATERIALS LIBRARY」

 世界最大級のホームテキスタイル国際見本市「ハイムテキスタイル」(主催・メッセフランクフルト社)が、2023年1月10日〜13日の4日間、ドイツ・フランクフルト国際見本市会場にて開催される。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年1月の開催以降、2021年1月、2022年1月は中止、今年6月には開催されたものの規模は大幅に縮小されたものだった。

 2023年1月は、2020年1月以来3年ぶりとなる通常開催で、世界60カ国・地域から約2,400社が出展、カーテン、壁紙、ベッドリネン関連の新製品が久々に大集結する。

 その「ハイムテキスタイル」においてもっとも注目を集めるのが、最先端のテキスタイルトレンドを提案する「ハイムテキスタイルトレンド」である。

 前回トレンド展示された2020年開催時には、通常のカテゴリ提案に加えて、環境・サステナブル素材をテーマとした特別エリア「FUTURE MATERIALS LIBRARY」を展開、これからのテキスタイル業界の方向性を示すものとして大きな話題となった。その後の2年間、開催中止の中でも発表され続けていた「ハイムテキスタイルトレンド」は、まさに環境・サステナブルへの全振り状態で、テキスタイル業界が進むべき方向性を示し続けてきた。


トレンドテーマは「Textiles Matter(テキスタイルマター)」

 そして、今回の「ハイムテキスタイルトレンド」も、「Textiles Matter(テキスタイルマター)」というテーマのもとに「Make and Remake」、「Continuous」、「From Earth」、「Nature Engineered」という4カテゴリを設定、それらのワードが示すように、まさに環境・循環型・サステナブルの在り方、考え方に特化した内容となっている。

 今号はハイムテキスタイル開催を直前に控え、長年ハイムトレンド提案に携わり、現在はハイムテキスタイルトレンドアンバサダーを務める南村弾氏に事前レクチャーをお願いした。

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