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2022年9月27日
デニム関連の工場見学ツアーを開催
2日間で専門店関係者35名が参加 瀬戸内デニム


日本綿布

 100%瀬戸内MADEの「デニムカーテン」を企画・販売する(株)瀬戸内デニム(池田好美社長)は、取引先のインテリア専門店関係者を対象としたデニム関連工場の見学ツアーを、9月13日(火)、および14日(水)に実施、全国から計35名(初日12名、2日目23名)のインテリア専門店関係者が集結した。


日本綿布


四川


四川

 瀬戸内デニムは、広島県福山市内でカーテン専門店と縫製加工所を運営する(株)いけだを母体とした会社で、2018年から瀬戸内エリアの老舗デニム関連メーカーとのコラボレーションによって、「デニムカーテン」を企画・販売している。

 「デニムカーテン」は、実際のデニム生地として製造した生地をカーテンにしたもので、デニム生地そのものやダメージ加工を施したジーンズのような生地まで、さまざまなデザインを展開している。

 今回の工場見学ツアーでは、瀬戸内デニムが提携するデニム関連の工場として、染色・織布などデニム生地を製造する日本綿布(株)(井原市東江原町)、デニム生地の洗い・ダメージ加工などの特殊加工を行う(株)四川(福山市加茂町)を訪問した。

 日本綿布(株)は、昔ながらの草木染めや伝統的な備後絣の藍染を進化させた技術で染色した糸を丁寧に織り上げる最高品質のデニム生地メーカーで、世界中のデニムブランドへ生地を供給する他、ハイブランドの特殊生地の生産も行っている。一方の四川は、そのデニム生地を仕入れてストーンウォッシュ、バイオウォッシュ、さらには横糸だけを残すダメージ加工といった特殊加工を施して生地に風合いを与える役割を果たしている。こうした関連会社の連携が、高品質なデニム生地を生んでいるというわけだ。
 「デニムカーテン」もまさにこうした製造・加工を経て商品化されている。今回の見学ツアーの参加者は、瀬戸内デニムの「デニムカーテン」を取り扱うカーテン専門店がほとんどで、「デニムカーテン」を提案するための参考にすべく、工場での説明を熱心に聞き入っていた。

 なお工場見学ツアー当日は、広島県福山市内の鞆の浦にて、「デニムカーテン」の新作発表会「海の見える展示会」(9月10日~15日開催)が開催中で、ツアー参加者の多くが展示会場にも足を運んだ。展示会場は自家発電システムを利用した次世代型の移動設置が可能なコンテナハウスを使用、瀬戸内デニムの提案するライフスタイル空間がトータル提案された。新作は11月発売の予定。


新作発表会「海の見える展示会」

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