最終プレゼンテーションの様子
(株)サンゲツは、3月6日、東京・内幸町の日比谷パークフロント12階「PARCs Sangetsu Group Creative Hub」において「サンゲツデザインアワード2024」の最終審査会、発表授賞式を開催した。
今回はJoy of Designをテーマに、応募総数528点の中から、第一次審査を通過したファイナリスト16作品(うち6組が学生)の製作者がプレゼンテーションを繰り広げた結果、最優秀賞には、『PACROUGH block』((株)坂井印刷所 金丸萌氏、吉田大貴氏、サンゲツ社員賞とのダブル受賞)を選出した。
「PACROUGH block」は、パッケージの印刷工程で発生した廃棄予定の厚紙を細かくチップにして再構築した室内装飾用タイル。紙の質感も印刷カラーも後加工もそのままエッセンスに、温かみのある材質と素朴なテクスチャ、使用した紙チップごとで異なる表情を楽しめるものとなっている。
また優秀賞に『うみのカケラ』(北村さくら氏)を選出したほか、特別賞として下記の4作品を決定した。
・コミュニケーション賞『対話する壁/Dialogic Wall』(A+M 阿蘓俊博氏、瀧澤仁奈子氏)
・アイデア賞『WALLSCAPES −お隣さんと積みあげる尾道の未来−』(谷卓思氏、岡本一希氏、岡崎友洋氏)
・作家賞『Light waterfall』(Daniel Campbell氏)
・ドリーム賞『いぬ』((株)ライドウェイブ 矢冨忍氏、大宮あずさ氏、田口雅浩氏)
最優秀賞を獲得した『PACROUGH block』((株)坂井印刷所)
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