川島テキスタイルスクール修了展
染織の学校「川島テキスタイルスクール」(京都市左京区)は、3月5日(水)~3月9日(日)に京都市美術館別館にて、1年間の成果を披露する「川島テキスタイルスクール修了展」を開催する。
川島テキスタイルスクールは、(株)川島織物セルコンの子会社が運営する、手織りを主体に本格的な染織が学べる学校。1973(昭和48)年の開校以来、織りの初心者から経験者まで、織りへの情熱を持つ幅広い年代の方々が国内外から集い、織物を広く深く学び、制作に励んでいる。
修了展では、専門コースや技術研修コースの学生、そして留学生によるタペストリーやインテリアファブリック、課題制作などの作品を約80点展示。グループ制作の綴織タペストリーをはじめ、音を絣(かすり)で、情報社会をリボンと靴をモチーフに綴織で表現したタペストリーや空間に浮かぶ織物、カップから言葉があふれる織物など、学生たち独自の色があふれる作品が並ぶ。また留学生の作品では、米粒や和紙の糸、鞍馬山など、各々が日本で出会ったものに影響を受けて制作された作品が多く、留学生の目線で見た日本の印象が織物に反映されている。入場無料。
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