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2021年12月8日
「エコプロ2021」2年ぶりにリアルで開催中


「エコプロ2021」会場内


スミノエブース

 (一社)サステナブル経営推進機構と日本経済新聞社は、12月8日(水)〜10日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて、「持続可能な社会の実現に向けて」をテーマに「エコプロ2021(第23回)」を2年ぶりにリアルで開催中である。

 会場では企業や自治体、NPO法人、大学などが脱炭素、海洋プラスチックごみ問題解決、カーボンニュートラルなどの環境対策、そしてSDGsへの取り組みなど多様な視点からサステナブルな商品・サービスを紹介している。

 インテリア関連企業では、住江織物が『第4回エコプロアワード』経済産業大臣賞の受賞企業として出展し、水平循環型リサイクルタイルカーペット「ECOS(エコス)」についてリサイクル循環イメージを模型などで分かりやすく訴求している。

 また繊維関連ではテイジンが「THINK ECO」をテーマに洋服の使い捨てを問題定義しながらリサイクルポリエステル繊維「エコペット」を改めて訴求している。またハイケムは生分解性プラスチックを活用した繊維をアパレルやホームテキスタイルで展開している。生分解性プラスチックは、とうもろこしなど植物由来のプラスチックで、使用後に水と二酸化炭素に分解され自然にもどることから、従来のプラスチックごみ問題が解決できる素材として注目を集めている。主に中国で需要が拡大しており、同社では中国から素材を輸入し「HIGH LACT」ブランドとして製品展開していく。

 この他、ビジネスマッチングを目的に「SDGs Week EXPO for Business 2021」を同時開催し、インフラ維持管理・老朽化対策、自然災害対策、脱炭素への取り組みを紹介、さらに「SDGs WEEK EXPO 特別企画展」として「ヒカリと感染症対策」「非接触・リモート」「睡眠」などの注目分野から多様な製品・サービスが展開されている。

 なお会場には社会科見学として多くの小中学生が来場、企業の環境対策、SDGsへの取り組みの説明に熱心に耳を傾けていた。


「エコス」のリサイクルイメージを紹介


テイジン「THINK ECO」


生分解性プラスチックを素材にしたテキスタイル提案


多くの小中学生が来場

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