「京織ふすま紙」
京都府木津川市内の企業4社(森本織物(株)、小嶋織物(株)、丸由産業(株)、山﨑内装工業(株))は、平成30年度より木津川市で生産された織物襖紙やその素材を活用した二次製品を「京織ふすま紙」としてブランディングを図るプロジェクトに取り組んできたが、さらなる「京織ふすま紙」のブランディングを推進するべく、このほど「山城織物協同組合」を設立した。
京都府木津川市の織物襖紙は、全国シェアの約8割を占める地域に根付いた産業であるが、日本の住宅状況の変化にともない和室・襖の需要が減少、市内に13社あった企業が現在では6社にまで減少している。時代の変化や新しいニーズに対応し、技術を磨いてきた先人に習い、伝統を守り継いでいくためにスタートしたのが「京織ふすま紙」のブランディングである。今回の「山城織物協同組合」設立でより「京織ふすま紙」ブランドの発信力を強化していく。代表は森本織物(株)の森本昌利氏。
|
|