大アクタス博の会場
山の上ホテルに納入したソファ
皆川明氏のファブリックを採用
(株)アクタス(休山昭社長)は、1969年東京・青山に同社の前身である「ヨーロッパ家具・青山さるん」をオープンして50周年を迎えたことを記念して、東京・外苑前のアクタス・青山店で、2日間限りのミュージアム「ACTUS ART MUSEUM大アクタス博」を、さる7月27~28日に開催した。
これは、現在のアクタス1号店に当たる店舗が、ちょうど50年前の1969年7月26日、たった7人のメンバーで始めた北欧輸入家具専門店「ヨーロッパ家具・青山さるん」として、東京・青山学院近くにオープンしたことを記念して、“過去の50年間に敬意をもち、未来のアクタスを創っていく”というテーマで、創業当時から現在までのエピソードを、50年分の写真、当時の販促ツールなどのグラフィック、エポックメイキングとなった商品、ノベルティグッズなどを使って紹介するとともに、700人の現役スタッフが好き勝手に考えた「アクタスの未来予想図」や、休山社長と各分野における著名人の対談映像コンテンツ「あの人と語るこれからのアクタス」等によって、100年目に向かうアクタスのこれからの姿を伝えることを狙ったもの。
会場には、アートディレクターは、‘64東京オリンピックの第2号・第3号のポスターフォトディレクションをつとめた村越襄氏が手掛けた「青山さるん」創業当時の新聞広告、アクタスが1970-80年代にかけてIKEAの日本総代理店をおこなっていた当時のカタログ、いまやインテリアテキスタイルとしても地位を築きあげた、ミナペルホネンのデザイナー皆川明氏のファブリックを、家具として初めて採用したフリッツハンセン社のスワンチェア、文豪たちの定宿として著名な東京・お茶の水の山の上ホテルに、1973年にアクタスが納入し、ラウンジで使い続けられているノルウェー・バットネ社のソファなどなど、貴重なツールやプロダクトが一堂に集められた
なお、同社では、日ごろの感謝をこめて、704名のアクタススタッフ全員で考えた、大人にも子どもにも喜んでもらえる50個の感謝の企画『50周年50のありがとうキャンペーン』を全国のアクタス直営店、スローハウス各店で開催している。詳しくはキャンペーンサイトにて。
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