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2012年4月25日
「渋谷ヒカリエ」開業 コンラン、イデーなどが出店


THE CONRAN SHOP KITCHEN


IDEE SHOP VARIETE


UQ

東京急行電鉄(株)(野本弘文社長)は、東急文化会館跡地で開発を進めて来た渋谷駅直結の高層複合施設「渋谷ヒカリエ」を、4月26日(木)にオープンする。
「渋谷ヒカリエ」は、敷地面積9640平米、延床面積14万4000平米、高さ182.5m、地下4階・地上34階の超高層複合ビル。フロア構成は、地下3階~5階が (株)東急百貨店(二橋千裕社長)が運営する商業施設「ShinQs(シンクス)」、6〜7階がカフェ&ダイニングフロア、8階が

クリエーター支援複合施設「クリエイティブ『8/(はち)』」、9~10階がイベントホール「ヒカリエホール」、11階がオフィス・劇場のエントランスであるスカイロビー、11~16階の劇場「東急シアターOrb(オーブ)」(7月18日開業予定)。11〜34階はオフィスフロアで、プロ野球球団買収で話題となったDeNA社がすでに入居を完了、営業開始している。

施設面では、「ShinQs」において、大型商業施設では初めて館内すべての照明をLED化、また女性が安らぎを感じられる日本一のトイレを目指し、女性スタッフのプロジェクトチームが考えたレストルーム「スイッチルーム」では、酸素バーやマッサージチェア、アロマなど細部までこだわり、化粧室のイメージを一新するものとなっている。さらに、歩行する振動を電気に換える“発電床”を常設し、発電された電気で地下3階エントランスのLED照明などに利用する計画である。
「ShinQs」は、MDコンセプトを「Zakka視点」とし、フード、ビューティー、ファッションのすべてを「雑貨」ととらえ、ターゲットの購買心理まで踏み込んで、雑貨を軸にテーマ型のクロスMDを展開。インテリア関連のテナントとしては、ライフスタイル雑貨を集積する「ShinQs Lifestyle」(5階)では、英国「ザ・コンラン・ショップ」が世界で初めて立ち上げる、キッチンにフォーカスした新店舗「THE CONRAN SHOP KITCHEN」が注目される。同店は385平米と、コンランショップにおいては大阪店に次ぐ小型店舗ながら、ライフスタイルにおいて「食」を重視するテレンス・コンラン卿の哲学を具現化、食器やキッチンツールはもとより、キッチン、ダイニング空間を創造出来る多彩なアイテムを展開するとともに、他店舗にない食品やワインも品揃え。さらに世界でも初めて店内に厨房施設「キッチンラボ」を開設し、販売する食品の試食会やワークショップなど顧客参加型イベントを開催していく計画である。また、イデーは都内7店舗目となる「IDEE SHOP VARIETE」を出店。「VARIETE」は西武池袋本店に次ぎ2店舗目。特定のスタイルにとらわれず、雑貨やファブリック、バスアイテム等を中心に、ソファやテーブルなど家具も取り揃えた新編集型ショップ。デザイナーズギルドのボーダー柄ファブリックを張り込んだ「みにミラーアームチェア ライム」、春夏らしいシャンブレーコットンを使った人気のオリジナルトートバッグなど渋谷限定商品も販売する。さらに「UQ」は、ファッション雑貨のインポートを手掛ける(株)ミィーミィーズが運営。同社は、これまで池袋PARCOで「imnish」、エスト恵比寿で「JOURNEY JORNEY」を展開している。「UQ」は同社にとって3店目の小売店鋪。ベーシックに使える生活雑貨から、ギフトに最適なステーショナリー、インテリア等をセレクトし、幅広い客層に訴求していく。


クラスカギャラリー&ショップ“DO”


イデアセブンスセンス


CASA VIA BUS STOP

また「ShinQs Fashion」(4階)のフロアでも、「クラスカギャラリー&ショップ“DO”」と、「イデアセブンスセンス」がある。「クラスカ」は、日本のデザイン発信拠点として知られる、東京・学芸大学のデザインホテルであるが、ショップ展開はこれで5店舗目。同店では働く女性に特化、アパレル系のセレクトショップにはないような品揃えを充実し、仕事帰りにちょっとしたプレゼントを買ったり、自分だけの癒しアイテムを発見したり。ピンクのマグ等、渋谷店限定アイテムも販売している。「イデアセブンスセンス」は直営ではなくFC店で、旅をテーマとした「Travel Shop Gate」も併設。オーナーとイデアインターナショナルのコラボによる、直営店にはない独自の売場編集も見られる。
さらに、1階では「CASA VIA BUS STOP」が注目。「VIA BUS STOP」の新業態である同店は、ユーモアとスパイス感あふれるインテリアアイテム、コスメ、デザイナーズクローズを世界中からセレクト。「LIBERTY」でも展開している英国の若手アーティスト「RORY DOBNER」による、猫や金魚、犬等の動物をモチーフとした磁器の絵皿、タイルなどのアイテムや、「Christian Lacrox Papier」のカラフルなステーショナリーは、特にユニークで、大ブレイクを予感させる(中でもパンダのiPhoneケースにご注目を)。

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