新色発表会の様子
(株)カラーワークスは、英国のペイントブランド「FARROW & BALL」新色発売を機に、さる6月17日(金)、東京・汐留のスペースFSで「COLOR AND PAINT〜青のシンクロ〜」と題して発表会を開催。併せて、今季のカラーワークスのテーマカラーがブルーであることから、浮世絵のダビンチコードと言われる牧野健太郎氏による講演も行われた。
牧野氏の講演は、北斎や広重の代表的な浮世絵を、「青」をテーマに絵解きしたもので、会場の高解像度のスクリーンや同氏の語り口に来場者は引き込まれていたようだった。
さて、「FARROW & BALL」が、創立70年目に当たる今季発表する新色は9色。ソフトなニュートラルカラーから落ち着いたパステル、しっかりした明るさまたは暗さにあふれた色まであり、トータルで132色のカラーパレットを構成している。新色では、ジョージア王朝時代のインチャイラハウスで使用されていた、経年感を感じさせる青みがかった灰色の「Inchra Blue」、サマセットシャーにある古い農家の銃器戸棚から発見された澄んだ鮮明な緑「Yearbridge Green」、伝統的な19世紀の暖かいくすんだ茶色「Salon Drab」、ロマのワゴンに装飾にインスパイアされた「Vardo」などがある。
|
|