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2016年1月21日
LIXIL 世界最高峰となる断熱性能の高性能窓「レガリス」を発表


高性能窓「レガリス」

(株)LIXIL(瀬戸欣哉社長)は、世界初「高性能5層ガラス」と「高性能フレーム」を開発、世界最高峰となる断熱性能(熱貫流率)0.55W/㎡・Kを実現した高性能窓「レガリス」を2016年4月1日から全国で発売する。

 今回開発した「レガリス」は、“最高の窓”として、窓に求められる開放性はそのままに、壁とほぼ同等の断熱性能を有しており、これまで窓の断熱性能が課題で、開口が大きくとれなかった空間でも、「レガリス」を使用すれば、より開口を大きくとりながら高断熱で快適な空間が実現するという。
 「レガリス」の開発にあたっては、LIXIL高性能窓の3つの技術コンセプトである「ガラス高性能化」「ガラス面積最大化」「フレーム高性能化」をベースとしている。今回、新たに開発した世界初の「高性能5層ガラス」は2mmと1.3mmの特殊薄板ガラスを使用した「スマートライト構造」の採用により、高断熱化と軽量化を両立。遮熱性の高いLow-Eグリーンガラスと透過性の高いLow-Eクリアガラスを組み合わせることで、耐久性に影響を及ぼすガラス内部の温度上昇を抑制しつつ、透明性も確保した。さらに、ガラスを保持する専用樹脂スペーサー構造「バリアブルレイヤーシステム」の開発により、耐久性と構造の安定性を実現。熱を通しやすいフレームの見付部分(正面から見えるフレームの幅)を細くし、ガラスの面積を従来品と比べて約5%(※5)拡大することで、断熱性を向上させながら採光性・意匠性を高めたほか、フレームの見込寸法を拡大し、中空層(ホロー)を増やすと共に、ホロー内に断熱材を入れることで、フレームの断熱性と耐久性を向上した。

 レガリスの開発段階で生まれた高性能窓の技術は、昨年発売した高性能樹脂窓「エルスターX」、高性能ハイブリッド窓「サーモスX」に先行採用しており、今後もさまざまな商品へ展開することで、2020年度までに高性能窓比率70%以上を実現したいとしている。

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