「難燃ラメ」
ラメ糸メーカーの泉工業(株)(本社:京都)は、カーテン、カーペットなどインテリアファブリックス製品向けの新商品として、このほど難燃性のラメ糸「難燃ラメ」を開発した。
「難燃ラメ」は、UL規格UL-94(プラスチック材料の燃えにくさを表すアメリカの規格)の燃焼性試験で、もっとも難燃性が高いVTM-0の評価を有するフィルムを材料として使用したもの。このラメ糸が燃焼すると炭化被膜(チャー)が形成され、それにより断熱効果がもたらされ、さらに可燃性ガスの拡散も抑制されるため炎が燃え広がらないという仕組み。ノンハロゲンで環境にも優しい。カラーはパールホワイトとパールゴールドの2色。金属光沢ではなく、マットなパール調のツヤを有している。
同社では、カーテンメーカーなどに拡販していくとしている。供給形態はボビン巻の平糸。また難燃糸を支給すれば、タスキ撚などの撚糸加工にも対応するとのことだ。
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