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リノベーション

2020年10月9日
リビタ 「オパス有栖川」でグエナエル・ニコラ氏がデザイン


広々したリビングダイニング


小上がりのようにも使えるソファ


主寝室

 「100年先を見据えた価値ある住まい」を目指して、都心の100平米超の専有面積を有し、立地と資産価値にこだわったマンションを厳選して紹介する「R100 TOKYO」を展開する(株)リビタ(川島純一社長)は、NTT都市開発(株)(辻󠄀上広志社長)とともに、東京を代表する邸宅マンション「オパス有栖川」内に、デザインスタジオ・キュリオシティのグエナエル・ニコラ氏が初めて一般向け販売住宅のデザインを手掛ける、専有面積約221平米の住戸を企画し、竣工した。

 「オパス有栖川」(2004年建設)は、普遍的価値を有する建物外観、アプローチ、エントランス、中庭など、ひとつのアートピースと呼べる価値を持つ、有栖川記念公園近くの高台に位置する総戸数100戸の分譲マンションである。

 リビタでは、世帯年収2,000万円以上の方を対象に、新型コロナウイルスによる住宅への意識変化について調査を実施。新型コロナウイルス流行後に増加した活動時間として「自宅及びその周辺で家族と過ごす時間」との回答が57.0%と一番多く、終息後も「自宅での時間を大切にしたい」と回答した人は43.6%という結果となり、富裕層が住宅への投資を増加させる可能性が高いと予想しているとのことで、今回のプロジェクトは、平均専有面積約200平米の住戸のうち複数戸をリビタとNTT都市開発が取得し、「日本の住宅文化を牽引する先見性」をコンセプトに、トップデザイナー・建築家・クリエーターがプロジェクトへ参画したリノベーション住宅として企画・分譲している。

 今回公開されたオパス有栖川405号室では、日本文化への造詣も深いグエナエル・ニコラ氏のデザイン・監修のもと、日本の伝統的な住文化・美意識を独自解釈した空間、厳選された16点のアートのあるタイムレスな内装デザインにより、同レジデンスそのものをアートの領域にまで昇華させた邸宅を実現しており、各所に配置した家具やアートにより、ひとりでも夫婦でも友人を招いても快適に過ごすことができる様々な工夫を施すとともに、アートギャラリーやリゾートホテルのような空間を設えることで、コロナ禍においても、外出しなくても楽しめるライフスタイル方を提案している。

 なお今回、主寝室などの壁装には、(株)「布」デザインディレクターの須藤玲子氏による、和紙を使ったファブリックが採用されている。
 企画背景など詳しい説明は本紙インテリアビジネスニュースに掲載。


須藤玲子氏による和紙を使ったファブリック。花器は大平新五氏の作品


和十の創作和紙を使った引き戸を開けると主寝室からホビールームへつながる


リビングとプライベート空間をつなぐ幻想的なコリドー

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