最初に検討したのは新築・中古?
アットホーム(株)は、近年人気の「中古住宅のリノベーション」に焦点を当て、過去5年に中古住宅のリノベーション経験者を対象(20歳以上の男女309名)に、中古住宅に対するイメージやリノベーションの実態についてアンケート調査を実施した。
まず「住宅を購入する際、 最初に検討したのは、新築・中古のどちらですか?(択一)」という問いには、「中古」が68.9%と過半数を占め、「新築」を検討していた人は12.3%にとどまった。
また「リノベーション前提で中古住宅を購入しましたか?」との質問には、77.0%が「リノベーション前提で中古住宅を購入した」と回答、新築を諦めて中古を選んだのではなく最初からリノベーションを視野に入れ中古住宅を購入していることが分かった。
リノベーション前提で中古住宅を購入しましたか?
中古住宅のイメージ
中古住宅のイメージについては、「価格が手頃」が83.8%、次いで「立地が良い」が54.0%と、最初からポジティブなイメージを持っている人が多かった。一方、ネガティブなイメージでは「見えない瑕疵がありそう」41.1%、「耐震性がきちんとしているか不安」39.2%など見えない部分の不安が垣間見えた。
「購入した中古住宅のリノベーションに踏み切った理由は何ですか?」との問いには、「内装を自分好みに変えたかったから」が65.0%と過半数を占めた。さらにリノベーションをした部分については、「壁紙を変えた」が最多で73.5%、次いで「床の素材を変えた」が58.3%と過半数を占めた。
リノベーションの満足度は、「良かったと思う」という回答が95.5%だった。最後に費用については、中古マンション購入者が平均 456万円、中古一戸建て購入者が平均672万円だった。
リノベーションをした部分
リノベーション費用
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