シェアオフィス
共用のラウンジとキッチン
シェアハウスのモデルルーム
(株)リビタ(都村智史社長)は、東京・人形町に立地する築37年のビル(住宅・寄宿舎)に、用途変更を伴うリノベーションを実施、新しいシェア型賃貸住宅・スモールオフィス・飲食店舗を有した複合施設「BEAKER日本橋人形町」(事業主:三井不動産(株))として再生する5年間限定のプロジェクトを推進してきたが、このほど入居開始した。
「BEAKER日本橋人形町」(鉄筋コンクリート造地上5階建て)のコンセプトは“化学反応”。住む・食べる・働くという異なる分子が交わることで、日本橋に“化学反応”が生まれることを願ってのネーミングとなっている。シェア型賃貸住宅「シェアプレイス」は12室(13.10〜30.23平米、シャワー、トイレ、洗面、キッチン、ランドリー等が共用)。採光の問題から住居用途にできない北側部分を事務所用途(スモールオフィス)とし、三井不動産(株)のベンチャー共創事業「31VENTURES」によって選ばれた7社が利用する。
ちなみに、リノベーションにあたっては、3階の一部の床スラブを開口し、階段を新設することで、シェア型賃貸住宅内だけの動線を確保し、セキュリティに配慮した。また、1階の路面店舗には、地元で人気のイタリアンレストランの新業態の市場型ダイニング「MERCATO MERCATO!」を誘致。建物と街、入居者同士をつなぐ“ハブ”のような存在として、賑わい創出を図る。
三階の床の一部を開口し、階段を新設
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