ホシノタニ団地
(株)ブルースタジオが企画・設計監修を手がけた、リノベーション賃貸住宅「ホシノタニ団地」が、「2016年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)の金賞(経済産業大臣賞)を受賞した。
「ホシノタニ団地」は高度成長期にマスハウジングの思想で建設された郊外団地を、建物だけでなくエリアも含めて価値再生に取り組んだプロジェクト。ベッドタウンとしての均質な「郊外」において、物件ごとの個別解を創造することで「選ばれるまちづくり」を目指した。
審査員からは、「かつての駅前の社宅の建物をそのまま利用し、新たに賃貸住宅と公営・民営のコミュニティ施設とに再生した事例。築後40年程を経て老朽化していた建物と敷地を、まちに開かれた全く新しい生活の場に編集し直した先端的な試み」として高く評価された。
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