受講者の発表
女性特有のリノベーションや内装デザインを手掛ける(株)夏水組は、今年7月より開講してきた「内装の学校」1期生のカリキュラム修了にともない、10月27日(火)に夏水組事務所にて、受講生による発表会を開催した。
夏水組の代表者である坂田夏水氏といえば、壁紙屋本舗/WALPAの濱本氏やメゾン青樹の青木氏らとともに、日本のインテリア業界、不動産業界に大きなインパクトを与えている存在として知られている。特に不動産業界において、空室対策などでインテリアの価値が高まっている昨今、その活動に注目が集まっている。「内装の学校」は、そうした不動産業者や賃貸オーナーを対象に、内装とインテリアを軸にしたこれからの物件の在り方について考える学校である。
カリキュラムは計8回。プランニングやコーディネートなどを知識として学ぶ座学から、実際の自社物件をモデルに、インテリアやDIYについて体験を通して学ぶ実践編の2コースで構成されている。
1期生として参加したのは、買取再販リノベーション業(1名)、不動産仲介業(2名)、賃貸オーナー(2名)の計5名。発表会では、5名それぞれが「内装の学校」で学び、そして実践した物件の詳細をプレゼンテーションした。いずれも自社物件にDIYやインテリアの要素を存分に組み込み、これまでにない物件に生まれ変わらせるなど、非常に興味深い内容だった。
なお夏水組では、現在第2期「内装の学校」を開講中であるが、2016年1月から第3期「内装の学校」をスタートさせる。第3期からは座学コース(全4回/受講料7万円)、実践コース(全3回/受講料5万円)と別コースになる。定員は座学コースが5名、実践コースが10名。募集期間は2015年11月1日より。
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