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リノベーション

2015年7月8日
リビタ 「リアージュつくば」でMUJI HOUSEとコラボ


コンセプトルーム


コンセプトルーム



 (株)リビタは、平成3年に、茨城県つくば市に建築された元企業社宅を一棟丸ごとリノベーションマンションとして再生させた「リアージュつくば」を順次分譲中であるが、このほど、(株)MUJI HOUSEとともに考えたコンセプトルームを公開している。

 コンセプトルームでは、建築・不動産の分野から住まいを提案しているリビタと、衣食住の多岐にわたる分野で暮らしを提案している「無印良品」ブランドで住空間事業を担っているMUJI HOUSEが、“不動産”と“プロダクト”の垣根を越えたコラボを推進。「
無印良品」が提案する新しい住空間の考え方である「MUJI INFILL 0(ムジインフィルゼロ)」をテーマに、目に見えない構造やインフラなど必要なものは整える一方、内装を作り込み過ぎず、住まい手が自分らしく編集する余白を残した“すっぴん”の住空間を表現している。

 このコンセプトルームは、DINKS世帯を想定した、専有面積約100平米(99.76平米)の大きなワンルームとなっている。「MUJI INFILL 0」は、一度既存のインフィル(内装・設備)を全て取り払い、本当に必要なものだけを残して、暮らしの「0(原点)」をつくり、子供の成長などライフステージに応じて、収納家具を間仕切りとして、間取りを変化させたり、自由にパーツやアイテム、素材を「+(プラス)」したり、住まい方を変化させていく発想で、「完成品ではない、これからの生活に合わせて変え続けられる家」として提案するもの。現地のコンセプトルームは、玄関を入ると広い土間と、家の中心に配置されたキッチンが展開する開放感満点の空間で、水回りも、浴室まで太陽の光が届くサンルーム兼洗面室とし、周辺の自然環境を生活の中で体感出来る仕掛け。もちろん、展示されている生活用品は、すべて「無印良品」のアイテムで構成されている。

 なお、「リアージュつくば」は全54戸(鉄筋コンクリート造、地上14階、地下1階)。TXつくば駅から徒歩16分に立地しており、専有面積平均約100平米(82.21 ~120.87平米)の広さと、北と南の両面にバルコニーがある、他にはない既存のメリットを活かして、30代のファミリー層などを想定して順次分譲中である。現地では、ほかに、解体前の既存空間や、インフィルを撤去したスケルトン状態の空間、スタンダードモデルルームが見学出来る。

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