
今回は畳縁についての考察です。
畳縁は畳の角を包み込むように縫いつけられた布であり、畳の縁を補強し、隙間を詰め、和室を彩るものです。現在は琉球畳などの縁のない畳が人気ですが、和室といえば半畳サイズの縁なしではなく、古くからの縁あり畳が落ち着くという人も多いと思います。
コスト的にも縁なしは加工面や枚数(単純に琉球畳は通常の二分の一サイズであるため購入枚数が倍になる上、ペット仕様の畳は単価が高い)が多いので必然的に高くなる傾向があります。その分、普通の畳よりもすっきりと洋室の一部としても違和感なく取り込め、圧迫感がなく広く感じられるのが魅力ですが、今回はあくまで畳縁を見ていきます。
畳縁の種類は大きく分けて、綿(純綿)、麻、化学繊維(ポリエチレン・ポリエステル等)になります。それぞれ特徴を見ていきましょう。
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